WordPressで WPtouchを入れてモバイルテーマを「OFF」にしたら元に戻れなくなった
2015/12/27
WordPressの WPtouch Mobile Pluginを設置
WordPressの WPtouch Mobile Pluginによる不具合
WordPressでスマホ対応を行うため、WPtouch Mobile Pluginを設置しました。
そして、モバイルページには確認のために公開ページを表示したところ、ページの一番下には「モバイルテーマ」の「ON/OFF」を切り替えるボタンがありました。
ボタンがあれば押してみるのが心情だと思うのですが、私も何も考えずにその「OFF」のボタンを押してみたのです。
そうすると、モバイルページから PC用のページに切り替わり、そして....「モバイルテーマ」の切り替えスイッチが表示されなくなり、元に戻ることができなくなったのでありました。
テンプレートを非表示にしてみても、再度ナビゲーションを消してみても、フッターを消してみても表示されないのです。
最初は、Chromeの Developer Toolsで疑似的にスマホ環境を作っていましたので、ほかの環境ではどうなのか、とFireFoxの FireMobileSimulatorで表示させてみると最初はボタンは表示されるが、やはり一度「OFF」を押すと次から表示されなくなる。
実機でやってみても同じ。
そして、Mobilizerをインストールして....と徐々に表示できる環境が減っていくという恐怖...動作検証ができなくなると開発に支障が出てくる...
と思いさすがに根本的な解決策を探さないわけにはいかず、調べてみることにしました。
そうすると意外にあっさりと解決策が見つかりました。
下記サイトが参考になります。
http://9ensan.com/blog/wordpress/wptouch-pc-iphone-button/
それくらい同じような問題を抱えているか方が多いということですね。
——————————-
1 2 3 4 5 6 |
<?php if (function_exists('wptouch_switch')) { wptouch_switch(); remove_action( 'wp_footer', 'wptouch_switch' ); } ?> |
——————————-
この表記をフッターの下に編集すれば OKです。
テンプレートファイルで「get_footer();」を記述している下に編集する方法でも OKですが、この方法ではすべてのテンプレートに編集していく必要がありますので、私は「footer.php」の一番下、「</html>」タグの下に編集することで対応をしました。
上記サイトにも書かれていますが、「wp_footer」が存在しないと表示処理自体が実行されないので、ページの上部などに表示させるということは難しいようです。
スマホ環境を再現するシミュレーター
ちなみに、スマホの確認環境を構築するためのシミュレーター情報を載せておきます。
FireMobileSimulator
http://firemobilesimulator.org/
もともとは、FireFox用のプラグインだったために Fire…という名称ですが、現在は Chrome版もあります。
非常に便利なのですが、機能を ONにすると、すべてのウインドウ、タブが共通して同様の設定した環境に代わってしまうため、これを使う場合には、確認は FireFoxを使うが、開発用のブラウザは chromeを使う、といった複数のブラウザを利用して開発を行うようなことになるでしょう。
Google Developer Tools
http://www.submit.ne.jp/1199
http://tech.nitoyon.com/ja/blog/2013/04/23/chrome-responsive-debug/
Google Chromeに標準搭載されているツールを使うという方法です。
Chromeを使っている場合は、特に新たにツールをインストールせずに使えるため、日頃開発に使っていないパソコンなどでも使える可能性が高いため、使い方を覚えておいて損はないでしょう。
また、FireMobileSimulatorと違い、タブごとに設定されますので、複数のタブごとに環境を切り替えて見比べる、といった使い方もできますので、こちらの方が重宝する場面もあるでしょう。
ただ、上記の 2つ目のサイトにもありますが、完全にエミュレートできるわけではないことには注意が必要でしょう。
Mobilizer
http://www.springbox.com/mobilizer/
これは、ブラウザにプラグインを入れて使うタイプのものではなく、独立したアプリケーションのシミュレーターです。
インストールの方法も使い方も簡単ですが、インストールに際しては、「.air」拡張子の AIRのアプリケーションであるため、下記のサイトを参考にしながら AIRをインストールしてから使う必要があります。
http://naruhiko1111.com/1635.html
GoogleAdwords
GoogleAdwords
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!
関連記事
-
評価点投票プラグイン10個を比較!WordPressで口コミサイトを構築
口コミサイトを作るために必要な評価点、レビューを投稿できるプラグインを探して評価。10プラグインをチェックし、8プラグインは詳細解説付き。
-
超簡単!Custom Field Templateでカスタムフィールドをフル活用
カスタムフィールドを簡単に設定するプラグイン。簡単にカスタムフィールドが管理で来て作業効率が数倍にアップします!
-
WP Multibyte PatchでWordPressの管理画面のイタリック体を解消
管理画面の一部の文字がイタリック(斜体)になっているのはプラグイン「WP Multibyte Patch」が有効になっていないためです。日本語を使うには必ず有効化しましょう。
-
WP-PostRatingsでWordPressに自由度が高い口コミサイトを構築
口コミの評価点を投稿する機能に特化したプラグインで、多様なイメージと投稿方法が用意されていてサイトにあったイメージを選択できます。
-
Rating-Widgetは超簡単設定のWordPress口コミサイト構築プラグイン
口コミの評価点を投稿する機能に特化したプラグインで、多様なイメージの投稿方法や一覧ページ、コメントなどにも投稿機能を追加することができます。
-
WordPressにBasic認証を設定するプラグインのまとめWP Basic Authなど
WordPressにBasic認証を設定する方法のまとめ。プラグインを使う方法と.htaccessで設定する方法を紹介。公開側、ログインページをそれぞれ設定できます。
-
Advanced Custom Fieldsの関数の全部の使い方を調べてみた
Advanced Custom Fieldsに用意されている関数を全て調べてみた。よく使うget_field、the_field以外にも多くの関数が用意されていて、フォームを作成することも可能。
-
ショートコードで簡単解決!WordPress固定ページにカテゴリ一覧を編集する方法
ショートコードを使って固定ページや投稿に特定のカテゴリ一覧を編集する処理を作りました。プラグインなしで30行くらいのソースコピペで実現できます!
-
WordPressで WPtouchを入れたら「このウェブページにはリダイレクト ループが含まれています」と表示されてページが表示されなくなった
WPtouchを入れたら「このウェブページにはリダイレクト ループが含まれています」のエラーでページが表示されない。その解決法の解説です。
-
Advanced Custom Fields(ACF)のアドオン・ギャラリーの使い方解説
Advanced Custom Fieldsのアドオン・ギャラリーの解説記事。複数の画像を入力できる優れもので、画像のサイズ、容量などでの制限ができ、より厳密な管理が可能。