エス技研WordPress専科

WordPressの基本的な使い方から SEOの対応、プラグイン情報、カスタマイズ方法を解説します。


WP Multibyte PatchでWordPressの管理画面のイタリック体を解消

      2015/12/27

「WP Multibyte Patch」を有効にしよう

 

管理画面のイタリック体(斜体)とは?

 
20141203_wp_01
 
上記の画面は、カテゴリの編集画面ですが、文字が立体(正体)のものと斜体(イタリック)のものとがあるのがお分かりになりますでしょうか?
 
これが管理画面のイタリック体(斜体)問題です。
 
 

管理画面のイタリック体(斜体)の解消方法

 
この管理画面のイタリック体(斜体)を解消する方法は、プラグイン「WP Multibyte Patch」を「有効化」することです。
 
20141203_wp_02
 
管理画面の左メニューにある「プラグイン」をクリックし、プラグイン一覧に遷移し、下の方にある「WP Multibyte Patch」を探して、これを「有効化」します。
 
これだけで管理画面のイタリック体(斜体)が解消されすべて立体(正体)の文字になります。
 
 

WP Multibyte Patchとは?

 
プラグイン「WP Multibyte Patch」は、日本語版の WordPressをインストールすると一緒にインストールされるプラグインです。
 
プラグインの説明には「WP Multibyte Patch は、本家版、日本語版 WordPress のマルチバイト文字の取り扱いに関する不具合の累積的修正と強化を行うプラグインです。」と書いてあるように、WordPressでマルチバイト文字(日本語)を使う上では欠かせないプラグインです。
 
マルチバイト文字(日本語)を扱う上で、WordPressの本体では吸収しきれていない修正点などの対応を行っているプラグインですので、何はともあれ WordPressで日本語を使う場合は有効化しておくべきプラグインです。
 
つまりは、管理画面の文字がイタリック体(斜体)になっているということは、「WP Multibyte Patchが機能していませんよ」というメッセージだということなのでしょう。
 
 

「WP Multibyte Patch」を有効にしないことの不具合

 
このブログを書く際に必要に駆られて原因を調査しました。
 
普通に WordPressを使うのには管理画面の一部の文字がイタリック体(斜体)になっていたとしても何の問題もないでしょう。
逆に、WordPressを触って日が浅い方は、WordPressはこういうものだと思うのかもしれません。
 
ですが、私の場合はこのブログを書く際に WordPressの管理画面をキャプチャして利用していますので困っていました。
実験用のサイトがいくつかあるのですが、実験をしながらキャプチャを撮りためていき、いざ記事を書こうとしたときにサイトによって管理画面の文字がイタリック体(斜体)になっているものが混ざっていたりして、一連の流れを書いているのに別の画面が混ざっているようになり、キャプチャ画像を撮り直しする必要が出てくる、ということも少なからずありました。
 
そんなわけで今回その原因を調べて見たところ「WP Multibyte Patch」が原因だということが分かりました。
 
 
原因が見つかるまでは、テーマの設定の問題?フォントの問題?などと考えて、テーマをあれこれ変えて見たり、フォントの指定を変えて見たりもしましたが、そんなことではなかったということですね。

 - WordPressのプラグイン

GoogleAdwords

GoogleAdwords

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

下記の空欄を埋めてください。 * Time limit is exhausted. Please reload the CAPTCHA.

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

※入力いただいたコメントは管理者の承認後に掲載されます。

  関連記事

WordPressのデータベース管理プラグインの決定版!Adminer

データベース管理プラグインはAdminerがあれば他に必要ありません。なぜならDB管理ツールAdminerと同じものをプラグインとして提供しているからです。

Advanced Custom Fieldsの全項目解説・公開側表示編集編

Advanced Custom Fieldsは現時点でカスタムフィールドを設定する最高のプラグイン。それで入力した情報を取り出す方法を全て網羅して解説しました。

WP Reviewを使ってWordPressのレビューサイトを構築

レビューサイトを構築するプラグインです。複数の評価者による評価点投稿やページごとに配色を変更する機能、機能満載なウィジェットなどレビューサイト構築に最適です。

Author hReviewでWordPressに構造化されたレビューサイトを構築

レビューサイトを構築するためのプラグイン。レビューの入力とレビュー対象のアイテムの情報を構造化データにするHTMLを編集する機能を提供します。

WordPressのメールがスパム判定!?WP Mail SMTP、WP SMTP、Easy WP SMTPで対応

WordPressから送信したメールがスパム判定される!そんな悩みを解決するプラグインを紹介。3種類にプラグインを比較しオススメを紹介。なぜスパム判定されるかの解説も。

SEO効果絶大!PVもアップするWordPressの高速化プラグイン元祖Lazy Load

Lazy Loadは、画像を最初にまとめて読み込むことで発生するスピードの遅延を防ぎ、必要な画像から順番に読み込むことでページの表示スピードを向上させるプラグインです。

Advanced Custom Fieldsの関数の全部の使い方を調べてみた

Advanced Custom Fieldsに用意されている関数を全て調べてみた。よく使うget_field、the_field以外にも多くの関数が用意されていて、フォームを作成することも可能。

highlight.jsの設定方法を解説。 Syntax Highlighterから乗換え、高速化にも最適

Crayon Syntax Highlighterの代替案としてhighlight.jsを試してみた。highlight.jsは設置簡単で軽量なシンタックスハイライト。デザインもCSS変更だけの簡単変更。

WordPressで WPtouchを入れてモバイルテーマを「OFF」にしたら元に戻れなくなった

WPtouchを入れてモバイルテーマを「OFF」にしたら元に戻れなくなった。これは「wp_footer」の設定に問題があるからだった。

WordPressのカテゴリやタクソノミーにカスタムフィールド項目を追加する方法

WordPressのカテゴリやタクソノミーに編集する項目を追加する方法の解説。Advanced Custom Fieldsを使うと簡単。テンプレートに記述する方法も解説。