WP Multibyte PatchでWordPressの管理画面のイタリック体を解消
2015/12/27
「WP Multibyte Patch」を有効にしよう
管理画面のイタリック体(斜体)とは?
上記の画面は、カテゴリの編集画面ですが、文字が立体(正体)のものと斜体(イタリック)のものとがあるのがお分かりになりますでしょうか?
これが管理画面のイタリック体(斜体)問題です。
管理画面のイタリック体(斜体)の解消方法
この管理画面のイタリック体(斜体)を解消する方法は、プラグイン「WP Multibyte Patch」を「有効化」することです。
管理画面の左メニューにある「プラグイン」をクリックし、プラグイン一覧に遷移し、下の方にある「WP Multibyte Patch」を探して、これを「有効化」します。
これだけで管理画面のイタリック体(斜体)が解消されすべて立体(正体)の文字になります。
WP Multibyte Patchとは?
プラグイン「WP Multibyte Patch」は、日本語版の WordPressをインストールすると一緒にインストールされるプラグインです。
プラグインの説明には「WP Multibyte Patch は、本家版、日本語版 WordPress のマルチバイト文字の取り扱いに関する不具合の累積的修正と強化を行うプラグインです。」と書いてあるように、WordPressでマルチバイト文字(日本語)を使う上では欠かせないプラグインです。
マルチバイト文字(日本語)を扱う上で、WordPressの本体では吸収しきれていない修正点などの対応を行っているプラグインですので、何はともあれ WordPressで日本語を使う場合は有効化しておくべきプラグインです。
つまりは、管理画面の文字がイタリック体(斜体)になっているということは、「WP Multibyte Patchが機能していませんよ」というメッセージだということなのでしょう。
「WP Multibyte Patch」を有効にしないことの不具合
このブログを書く際に必要に駆られて原因を調査しました。
普通に WordPressを使うのには管理画面の一部の文字がイタリック体(斜体)になっていたとしても何の問題もないでしょう。
逆に、WordPressを触って日が浅い方は、WordPressはこういうものだと思うのかもしれません。
ですが、私の場合はこのブログを書く際に WordPressの管理画面をキャプチャして利用していますので困っていました。
実験用のサイトがいくつかあるのですが、実験をしながらキャプチャを撮りためていき、いざ記事を書こうとしたときにサイトによって管理画面の文字がイタリック体(斜体)になっているものが混ざっていたりして、一連の流れを書いているのに別の画面が混ざっているようになり、キャプチャ画像を撮り直しする必要が出てくる、ということも少なからずありました。
そんなわけで今回その原因を調べて見たところ「WP Multibyte Patch」が原因だということが分かりました。
原因が見つかるまでは、テーマの設定の問題?フォントの問題?などと考えて、テーマをあれこれ変えて見たり、フォントの指定を変えて見たりもしましたが、そんなことではなかったということですね。
GoogleAdwords
GoogleAdwords
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!
関連記事
-
WordPressで WPtouchを入れてモバイルテーマを「OFF」にしたら元に戻れなくなった
WPtouchを入れてモバイルテーマを「OFF」にしたら元に戻れなくなった。これは「wp_footer」の設定に問題があるからだった。
-
WordPress・Contact Form7、MW WP Form共通 細かなデザイン調整方法
お問い合わせフォームプラグインの Contact Form7、MW WP Formにおけるラジオボタン、チェックボックスなどの見た目を調整する小技を紹介。
-
DuplicatorでWordPressを簡単引越し!インストーラー付のバックアップにも
WordPressの引越しや開発環境から本番環境への移行など他の環境に移す作業を簡単にしてくれるプラグインの紹介。インストーラー付のバックアップツールとしても使る。
-
Rich ReviewsでWordPressに口コミサイトを簡単に構築する方法
口コミサイトに必要なレビュー投稿機能を提供するプラグインです。独自のフォームをショートコードで編集する自由度が高い設計で、平均点の表示も用意されています。
-
EWWW Image Optimizerで画像の圧縮でWordPressを高速化
ページ表示の高速化に使うEWWW Image Optimizerの紹介です。英語で書かれているために取っつきにくいですが設定は3カ所。画像の圧縮もワンクリック。超簡単!
-
Rating-Widgetは超簡単設定のWordPress口コミサイト構築プラグイン
口コミの評価点を投稿する機能に特化したプラグインで、多様なイメージの投稿方法や一覧ページ、コメントなどにも投稿機能を追加することができます。
-
Google Code Prettifyの設定方法を解説。 Syntax Highlighterから乗換え、高速化にも最適
Google Code Prettifyでソースコードをきれいに編集する方法の解説。簡単設置とカスタマイズ設置の2つの方法を解説し、カスタマイズするポイントも解説。
-
SEO効果絶大!PVもアップするWordPressの高速化プラグインBJ Lazy Load
Lazy Load系の処理を使い画像だけでなくiframe等表示スピードに影響があるものを総合的に対策。入れるだけで高速化するので使わない手はない!
-
Advanced Custom Fields(ACF)のアドオン・繰り返しフィールドの使い方解説
Advanced Custom Fieldsのアドオン・繰り返しフィールドについて解説。繰り返しフィールドは投稿者が入力フィールドを追加しながら情報を入力できるフィールドを提供。
-
Advanced Custom Fieldsの全項目解説・公開側表示編集編
Advanced Custom Fieldsは現時点でカスタムフィールドを設定する最高のプラグイン。それで入力した情報を取り出す方法を全て網羅して解説しました。