エス技研WordPress専科

WordPressの基本的な使い方から SEOの対応、プラグイン情報、カスタマイズ方法を解説します。


WordPressのサイトマップ生成ツールPS Auto Sitemapの使い方

      2014/11/09

PS Auto Sitemapでサイトマップを自動生成

 

PS Auto Sitemapとは?

 
PS Auto Sitemapは、サイトマップページを自動的に生成してくれる WordPressのプラグインです。
 
このプラグインが生成するサイトマップとは、実際に私たちが見るためのサイトマップページで、Google WebMaster Tools用の「sitemap.xml」ファイルを生成するものではありません。
 
「sitemap.xml」ファイルを生成する「Google XML Sitemaps」プラグインについては、「WordPressの Google XML Sitemapsで WebMaster Tools用の sitemap.xmlを生成」に書いていますので、そちらを参考にしてください。
 
また、サイトマップページを作る目的としては、来訪者にサイト全体の構成や、ボリュームを理解してもらうためのページになります。
SEO対策としては、WebMaster Toolsで「sitemap.xml」を管理することが主流になっていますので、SEOを目的とするなら、「sitemap.xml」ファイルの生成を優先しましょう。
 
 

PS Auto Sitemapのインストール方法

 
WordPressのプラグインのインストールの解説は「WordPressプラグインの3つのインストール方法解説」に記事を書いていますので参考にしてください。
 
 

PS Auto Sitemapの設定方法

 
手順は、下記の通りです。
 ・固定ページを作成(1、2)
 ・PS Auto Sitemapの設定ページで設定(3)
 
下記画像の説明は、PS Auto Sitemapの設定ページの一番下に掲載されています。
20140207_wp_1
 

固定ページを作成(1、2)

 
左メニューの「固定ページ」-「新規追加」から固定ページの新規追加を追加を行います。
 
タイトルはメニューに表示されるテキストですので、好みのものを付けましょう。
 
続けて、本文エリアの入力ですが、まず「テキスト」形式を選びましょう。(古い WordPressの場合は「HTML」になっている場合もあります。)
そして、「<!– SITEMAP CONTENT REPLACE POINT –>」を編集します。
 
20140207_wp_2
 
編集画面で「タイトル」を入力し、数秒待つと「パーマリンク」が表示されます。
ここで表示される「page」に続く番号「記事ID」になり、設定の際に必要になりますので書き留めておきます。
 
20140207_wp_3
20140207_wp_4

 
パーマリンクの設定を書き換えてしまった場合は、URLを見ましょう。
一度保存をすると、URLに「記事ID」が表示されますので、その番号を確認しましょう。「…post.php?post=」に続く番号です。
(他の画面に移った後も、改めて編集画面を表示させた場合には URLに「記事ID」は表示されていますので、あとからでも確認できます。)
 
20140207_wp_5 
 

PS Auto Sitemapの設定ページで設定(3)

 
「設定」-「PS Auto Sitemap」を選択し画面を表示させます。
 
20140207_wp_6
 
 
必須設定項目
 サイトマップを表示する記事:ここに上記で取得した記事IDを編集します。
 
 
その他の項目
ホームページの出力:ホームページ(トップページ)を編集するかを選択。好みの問題なのでどちらでもOK。
投稿リストの出力:出力するにチェック。
固定ページリストの出力:出力するにチェック。
出力階層制限:「制限なし」を選択。
先に出力するリスト:好みの問題なので、どちらでもOK。
カテゴリーと投稿の表示:「同一マップ内」を選択。コンテンツが増えすぎた場合は「投稿を分割」を選択してページを見栄えよくすることも可能。
除外カテゴリ:掲載しないカテゴリを入力。
除外記事:掲載しない記事を入力。
スタイルの変更:表示されるページのイメージを変更できる。好みで選択。
キャッシュの使用:通常は「使用する」でOK。ただし、これを使用すると記事の増減がない場合などはサイトマップが作り変えられないことがある。そんな場合は一時的にチェックを外そう。
制作者リンクの表示:ページ下に表示される「Powered by Prime Strategy Co.,LTD.」の製作者表示を表示するか、否かのチェック。
 
 

カテゴリの順番を並び替える方法

 
PS Auto Sitemapのカテゴリは、並び替えることができません。
というか、そもそも、WordPressはデフォルトの機能ではカテゴリを自由に並べ替える機能が提供されていません。そのため、PS Auto Sitemapでも並び替えることができません。
 
そんな時は、「My Category Order」というプラグインがありますので、そちらを利用しましょう。
この「My Category Order」は、インストールすれば、特に設定することなくドロップアンドドラッグでカテゴリを並び替えられますので、わざわざ説明するほどのこともないとも思いますが、「Category OrderでWordPressのカテゴリを並替えよう」に記事を書いていますので参考にしてください。
また、カテゴリの管理について「WordPressのカテゴリの編集の解説」に記事を書いています。
(上記の設定項目の「キャッシュの使用」にチェックが入っていると更新されない場合もあるので注意。)
 
そしてまた「My Category Order」で並び替えた情報は「PS Auto Sitemap」にも反映されるという嬉しい機能もありますので、併せて利用してみてはいかがでしょうか。

 - WordPressの基本設定

GoogleAdwords

GoogleAdwords

最後までお読みいただきましてありがとうございます。
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

下記の空欄を埋めてください。 * Time limit is exhausted. Please reload the CAPTCHA.

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

※入力いただいたコメントは管理者の承認後に掲載されます。

  関連記事

BackWPupでバックアップ・Jobの設定・保存先の情報設定

BackWPupその3。Jobのバックアップファイルの保存先の設定についての解説。

Better Delete Revisionを使って WordPressのリビジョンを削除する方法

自動的に溜まるリビジョンは Better Delete Revisionを使うことで簡単に削除することが出来ます。表示の重さを軽減したり、バックアップファイルのスリム化に貢献します。

FC2からWordPressに引越しの際のデータ加工方法の解説

FC2からWordPressに引越しの際にデータを加工する必要がありますが、その加工方法の詳細を解説。秀丸の正規表現による置換を使い作業時間も軽減する方法や加工のポイントも解説。

WordPress投稿テキストを検索・置換するSearch Regexの使い方解説

WordPressの投稿テキストを検索、置換するプラグイン Search Regexの使い方の詳細解説です。

WordPressで使うおススメ FTP、テキストエディタ、圧縮解凍ソフト

WordPressサイトを構築、運用するために必要となるFTPソフト、テキストエディタ、圧縮解凍ソフトのオススメソフトを紹介。

WordPressのプラグイン WP-DBMANAGERを使って PHP、CakePHP、baserCMSなどで作った Webサービスのデータベースも自動バックアップ

WP-DBMANAGERを使って WordPress以外の PHP、CakePHP、baserCMSなどで作った Webサービスのデータベースも自動バックアップする方法を解説。

WordPressプラグインの3つのインストール方法解説

プラグインのインストール方法の特徴とおススメの方法を理由を含めて解説していきます。

BackWPupでバックアップ・エラー発生の具体的対処方法事例6

BackWPupその6。エラーが起こったときの対処方法の具体例紹介です。

XAMPP環境で WP-DBMANAGERでの復元でDBが壊れる

XAMPP環境で WordPressの WP-DBMANAGERを利用して DBの復元をしたら DBが壊れた。

Basic認証をファイル単位・URL単位で設定する方法の解説

Basic認証はフォルダ単位だけでなくファイル単位での設定もできるためログイン画面だけにBasic認証を設定することもできます。その解説です。