WordPressのウィジェットにGoogle+ページのバッジ編集方法
2017/05/05
WordPressに Google+ページのバッジは必須機能
Google+ページのバッチって何?
WordPressのウィジェット(サイドナビゲーション)に Google+ページのバッチを編集する方法の解説です。
Google+ページのバッチは、左のウィジェット(サイドナビゲーション)のところに実際にありますが、下記のものです。
最近は WordPressなどのブログに編集する方も増えてきていますが、Google+ページへのリンクのためのウィジェットです。
この記事では、Google+ページの作り方とバッジをウィジェットに編集する方法を紹介します。(Google+に関しては、別記事「GoogleのSNS・Google+とFacebookの違いと設定方法解説」で紹介しています。)
ちなみに、Google+を始め、Facebook、twitterなどの SNSのバージョンアップ、仕様変更は毎日のように行われていますので、ここで説明している内容もすでに過去のものになっている可能性もありますのでご注意ください。
この記事が過去のものになっている場合はお知らせいただければ幸いですが、新しいものに読み替えていただきながら利用していただくか、最新の解説がしてあるブログを再度ググってください。
気づいたところは更新しようと思いますが...
Google+と言う SNSの特徴と利用するメリット
Google+の説明は下記のサイトが参考になります。
http://www.wildhawkfield.com/2012/05/google_01.html
Google+と Facebookや Mixiとの大きな違いは、公開を基本とするか、否かです。
Google+は、公開を基本としていますので、普通のブログと同じように全て公開するものとして投稿をしていきます。(投稿の公開制限をすることは可能ですが。)
対して、Facebook、Mixiは友達申請や招待で知り合い同士がつながることを元にして、その仲間の中での情報を限定公開することを前提としてシステムが作られています。
また、公開か非公開か、と言う点では Twitterは Google+と同じ公開を基本としている SNSです。
また、他の SNSにはない Google+を利用する圧倒的な利点(目的)は Google対策です。
Google+は、Googleが運営している SNSで Googleの検索エンジンとも非常に相性がいい SNSとして構築されています(「相性がいい=優遇措置がある」という理解で問題ありません)。
そのため、アフィリエイトや Adsenseなどを期待してブログを書いている方は SEOの対策も考えていると思いますが、SEOを期待しているのであれば、Google+は必須のアイテムといえます。
対して、Facebookは仲間同士でコミュニケーションを取るツールとしては非常に優秀で、検索エンジン以外の「口コミ」として情報を拡散させていくツールとして欠くことができないツールですが、投稿内容はオープンにされませんので Googleの検索エンジンに向けては何のメリットも生みません。
Google+ページについて
Google+ページは、Google+のアカウントを使って構築する SNSで、Google+内に構築する Webページです。
もう少し細かい話をしますと「Google+」と「Google+ページ」があります。
Google+は、個人としてしか登録できず、名前も本名に近い形で登録し、プロフィールの画像も写真を使うように促されます。当然、法人やサービスのページを構築することはできません。
対して、Google+ページは、企業や店舗など個人ではないユーザが Webページを構築することを目的としているページです。
Google+:個人
Google+ページ:法人もOK(もちろん個人もOK)
つまり、「Google+」は「個人のページ」で、「Google+ページ」は「Google+のユーザが作成した Webページ」といった感じになります。
Google+のアカウントが 1つあれば、Google+ページは複数作成することができます。
そのため、複数のブログを運営している方でも、Google+ 1アカウントでブログごとに Google+ページを構築してもいいですし、自社サイト+自社ブログという展開をしている方は一つの自社用の Google+ページを自社サイトと自社ブログ両方で活用するという方法もあるでしょう。
また、法人の Google+ページなどであれば必要な場面も出てくると思いますが、複数人で運用することができるように、管理者を複数人にすることもできます。
最初に作った Google+ページのユーザも Google+ページの担当から異動になる場合もあるでしょう。そういう場合は、オーナー権限を変更することで管理者から外れて全くの無関係になることもできます。
Facebookページを作ったことがある方は分かりやすいと思いますが、仕組みは全く同じです。
そのような仕組みのため、Google+は、Googleのアカウントとして登録している情報に引きずられる形でかなりプライベートな情報を正確に登録する気にさせられますが、Google+ページは、Googleとも Google+とも切り離した Webページとして構築しますので、Google+ページを作成する Google+のアカウントはプライベートなアカウントでも何にも問題ありません。
Google+ページの設定方法と Google+ページのバッジの編集方法
Google+ページの設定方法解説
Googleのアカウントはほとんどの方が持っていると思いますが、これから作成する方用に「Googleアカウントの特徴と登録方法、使い分けの解説」の記事を書きましたので参考にしてください。
Googleアカウントは、Gmailであったり、Google Analytics、WebMaster Toolsなどで使っているものを使いましょう。
その方が設定する Google+ページで管理するページから直接 Analyticsへのリンクもありますので、アカウント管理は楽になります。
先にも書きましたが、Googleのアカウントと、Google+、Google+ページは、外から見る場合は全く別のものになっていますので、プライベートのアカウントであっても問題ありません。
まず、https://google.co.jp/ にアクセスします。
ログインしていない方は、右上の「ログイン」からログインします。
ログインすると上記のようなメニューに変わりますので、メニューの中の一番左にある「+●●さん」の部分をクリックすると下記のような画面が表示されます。
「+●●さん」の部分が、「+You」となっている方は、Google+のアカウントが作成されていませんので、まず先にそちらを登録します。
Google+のアカウント設定は、「GoogleのSNS・Google+とFacebookの違いと設定方法解説」に記事を書いていますので参考にしてください。
上記の画面は「友達」のタブを選択していますのでこの時点では何も表示されていませんが、「すべて」のタブを選択した場合は AKB関連の記事が大量に表示されるのではないかと思います。
このページが個人の Google+のページで、知り合いとコミュニケーションを取るときのページになります。
また、twitteのように投稿者をフォローした方の投稿記事もここに表示されるようになっていきます。
今回は、Google+ページを生成することを目的としていますので、ここは関係ありませんので素通りします。
画面左上にある「ホーム」にマウスカーソルをあわせるとメニューが表示されますので、その中から「ページ」をクリックします。
表示された画面の「ページを作成」をクリックします。
真ん中と右上のどちらをクリックしても問題ありません。
作成する Google+ページのカテゴリを選択します。
どれを選択しても大きな影響はありません。
このブログの Google+ページは実業とはあまり関係ない位置づけですので「ブランド」を選択しましたが、お店のブログを運営していてその紹介のための Google+ページを作成する場合などは「実店舗型」などにするといいのでしょう。「実店舗型」にすると店舗の場所を登録できるようです。
ページ名、ウェブサイト、ページの種類をそれぞれ入力し、利用規約の同意にチェックを入れ、「ページを作成」をクリックすると Google+ページが作成されます。
ページ名は好みで付けて問題ありませんが、実際に Google+ページのバッジを編集するブログと同じ名前の方がいいのだと思います。
ウェブサイトは、ブログの URLを編集します。編集した URLのサイトでも Google Analyticsを利用していれば、Google+ページでも Analyticsの情報が確認できるようになります。
Google+ページが作成されると、「ようこそ」や「使い方の説明」などのダイアログが表示されますので、適当に読んで「次へ」で進んでください。
説明が終わると上記の画面が表示されますので「プロフィール写真を追加」をクリックします。
ここでは
プロフィールの写真
カバー写真
連絡先情報(公開、非公開の設定可能)
紹介文(リンクを貼ることや文字の装飾も可能)
キャッチフレーズ(20文字程度)
を設定します。
もちろん、後からいくらでも自由に編集できます。
それぞれ設定を終えると、再び Google+ページの設定画面に戻ってきますので「ウェブサイトを確認」をクリックします。
ちなみに、上記の画面では「紹介文」として入力したリンクのタグが表示されてしまっていますが、一度違うページに移動して戻ってきたら正しくリンクに直っていましたので、一時的なものだと思います。
ここまで来ると Google+ページの作成は終了です。
左上にある「見え方」の「自分」と「一般公開」を見比べながら掲載内容に問題がないか確認します。
「リンク」なども必要に応じて編集するといいでしょう。
WordPressに貼る Google+バッジの編集
ここからようやく WordPressに貼るための Google+バッジの説明になります。
左上のメニューの「マイビジネス」にマウスカーソルをあわせるとメニューが表示されますのでそこから「設定」を選択します。
表示された「設定」の画面の上部のメニューから「サイト向け」を選択します。
表示される「サイト向け」のページを下の方にスクロールしていくと「ウェブサイトのプラグイン」が表示されますので、その中から「バッジ」をクリックします。
Google+バッジの設定画面が表示されます。
Google+バッジを編集するブログにあわせて各種の設定を変更していきます。設定した内容は右側のプレビューにすぐに反映されます。
それぞれ条件を設定したらプレビューの下に表示されている「コード(HTMLのタグ、JavaScriptのソース)」をコピーして、WordPressのウィジェットにペーストすればできあがりです。
WordPressの公開側の画面を表示してみて、正しく表示、リンク等も問題ないかを確認してください。
ちなみに、ウィジェットの編集については「WordPressのサイドバー(サイドナビ)はウィジェットで編集」に記事を書いていますので参考にしてください。
Google+ページの運用について
最後に。
Google+ページは、ブログと同じように情報が公開されている Webページです。
Google+ページを作れば OK、Google+バッジを編集すれば OK、というものではありません。
ブログと同じく Google+ページへもしっかりと定期的に記事を投稿していく必要があります。
ブログに何を書くのか、Google+ページには何を書くのか、それを明確にしてより良いメディアに育ててください。
GoogleAdwords
GoogleAdwords
この記事が参考になったと思いましたらソーシャルメディアで共有していただけると嬉しいです!
関連記事
-
FC2からWordPressに引越。インストールなど必要な全てを解説
FC2からWordPressへの引越し解説。内容は引越しメインではなくこれからWordPressでブログを構築する方向けのブログ構築の解説記事です。
-
WordPressのアップグレードの英語版と日本語版の公開のタイムラグは?
WordPressのアップグレードの英語版と日本語版の公開のタイムラグについて説明しています。
-
Contact Form 7使い方詳細解説・WordPressメールフォーム
WordPressの標準お問い合わせメールフォームである Contact Form 7の詳細な使い方の解説です。
-
BackWPupでWordPress以外のファイル、データベースをバックアップ
BackWPupその10。BackWPupはWordPressのバックアップ用のプラグインですが、WordPress以外のテーブルやファイルをバックアップする方法の解説です。
-
WordPress csvインポート、エクスポートのプラグイン
WordPressから csvファイルをエクスポート、インポートする方法を紹介しています。
-
WordPressの確認画面付フォーム MW WP Formの使い方詳細解説
WordPressの確認画面付お問い合わせフォームプラグイン「MW WP Form」の詳細解説をしています。
-
WordPress 画面が真っ白になる不具合があった場合の対応の一つ
WordPressで画面が真っ白になる不具合があった場合の対応方法の説明です。PHPでエラーが起こっている場合がほとんどですがその対処方法です。
-
Export to Textで WordPressを csv出力
WordPressのデータを csv出力する Export to Textの使い方を解説しています。
-
WordPressのサイトマップ生成ツールPS Auto Sitemapの使い方
サイトマップを PS Auto Sitemapで自動生成する方法を説明します。このプラグインは Google用のサイトマップではなく一般ユーザが見るためのサイトマップページを作ります。
-
WordPressプラグインの3つのインストール方法解説
プラグインのインストール方法の特徴とおススメの方法を理由を含めて解説していきます。