エス技研WordPress専科

WordPressの基本的な使い方から SEOの対応、プラグイン情報、カスタマイズ方法を解説します。


WordPressのデータベース管理プラグインの決定版!Adminer

      2015/12/27

Adminerとは?

 

データベース管理ツール「Adminer」とは?

 
データベース管理ツールとしての「Adminer」は、PHPで書かれているデータベース管理ツールです。
 http://www.adminer.org/
 
20150304_wp_02
 
この「Adminer」は、PHP 1ファイルでできていて、インストールもファイルを置くだけで動作するという超便利なデータベース管理ツールです。
それでいて、MySQLだけでなく、Oracle、PostgreSQL、SQLiteなど多彩なデータベースを管理することができる点がすご過ぎます!
 
画面はシンプルながら、phpMyAdminと比べて軽快に動作しますので、phpMyAdminに何かしらの不満がある場合は乗り換えを検討してみてもいいんじゃないかと思います。
 
機能面でも phpMyAdminとほぼ変わらない機能を実装していますので、システムの開発を行うにも問題になることはあまりないでしょう。
 
あるとすれば、日本語の情報が少ないことでしょうか...
 
Adminerについては「データベース管理ツール「Adminer」・phpMyAdminの代替ツール」に詳しく記事を書いていますので参照してください。
 
 

WordPressのプラグイン「Adminer」とは?

 
「Adminer」は、同じ名前でデータベースの管理ツールとして WordPressのプラグインとしても用意されています。
 
WordPressのプラグインの「Adminer」をインストールすると、Adminerと全く同じインターフェイスの画面が表示され、全く同じ機能が利用できるようになります。
 
WordPressのデータベース管理のプラグインは数あれど、「Adminer」さえあればその他のプラグインは一切見向きもする必要はありません。
なぜなら、システム開発用にも普通に使える「Adminer」と同じ機能がそのまま利用できるわけですから、他のプラグインを利用する必要が全く見出せません。
 
WordPressのプラグインとして、phpMyAdminと同等の機能が利用できるわけですからそれ以上何がいるでしょう?
 
 
ただし、あくまでも WordPressのプラグインとして稼働しますので、ユーザ情報が登録されている「wp_users」や WordPressの設定情報が登録されている「wp_options」の情報を間違った修正をしてしまうと途端にアクセスできなくなりますので注意が必要です。
 
 

WordPressのプラグイン「Adminer」の使用用途

 
MySQLのデータベース管理ツールとしては phpMyAdminが有名ですが、それらのデータベース管理ツールが利用できる場合は、わざわざプラグインとしてデータベース管理ツールを入れる必要はありません。
 
 
ですが、レンタルサーバの仕様によっては、WordPressは利用できるけどもデータベースには直接アクセスできない!という場合には、この「Adminer」が活躍するでしょう。
 
 
より具体的には、Eストアーのショップサーブですね。
Eストアのショップサーブのサーバに関しては「EストアのショップサーブのWordPressサービスにメリット無し」に詳しく記事を書いていますが、ショップサーブの WordPressはデータベースにアクセスする管理ツールが用意されていません。
 
そんな場合に役に立つのが、プラグインの「Adminer」なのです。
 
 

Adminerのインストール方法

 
WordPressのプラグインのインストール方法は、「WordPressプラグインの3つのインストール方法解説」に記事を書いていますので、そちらを参考にしてください。
 
 

Adminerの設定方法

 
「ツール」-「Adminer」をクリックすると下記の画面が現れます。
 
20150304_wp_01
 
ここで「同一タブ内に表示」「新しいタブに表示」のいずれかをクリックすると、「Adminer」の画面が表示されます。
 
すでに、WordPressにログインしていますので、下記の通りデータベースの情報が表示されます。
 
20150304_wp_02
 
 
Adminerとしての設定は特になく、プラグインをインストールするだけで、通常の Adminerと同じようにデータベースの作業が行えます。
 
ただし、先にも書きましたが、あくまでも WordPressのプラグインとして稼働しますので、ユーザ情報が登録されている「wp_users」や WordPressの設定情報が登録されている「wp_options」の情報に対して間違った更新をかけてしまうと途端にアクセスできなくなりますので注意が必要です。
 
 
データベースに直接アクセスする方法がないという理由で、プラグインの Adminerを使っている場合で「wp_options」に間違った更新をかけてアクセスできなくなった場合は、復旧のしようがありません。
 
 
また、プラグインの Adminerも含めて「Adminer」の操作方法については「データベース管理ツール「Adminer」・phpMyAdminの代替ツール」に詳しく記事を書いていますので参照してください。

 - WordPressのプラグイン

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